王子様の、花嫁探し。
「...珂鉈のこと、
....好きなん...?」
陸戸の悲しい声。
顔を上げて、
陸戸を見る。
悲しそうな表情。
好き?
あたしが...かっちゃんの事?
...ううん。
違うよ。
「...違うの..」
首を左右に振る。
「...。」
陸戸は何も言わず、
静かにあたしを抱きしめた。
「...陸戸...」
「....栖羽....」
「...何?」
「....ほかの奴のとこに、
...行かないで....」