王子様の、花嫁探し。




「陸戸君は、もしかしたら、

 氷奈っていう子のこと、
 好きっていう感情、

 抱いてないかもしれない」


えっ?





瑛はあたしと目線を合わせた。




「栖羽が思ってる以上に、
 責任感が強かったら、
 
 きっと氷奈さんの面倒見るよ」



陸戸...




「それに、陸戸君は栖羽に
 婚約の話を持ちかけてきたんだろ?

 それって、やっぱり栖羽の事、
 本当に大切だと思ってるからなんだよ」




あたしのこと...


大切に思ってる....。





「二人はまた出会えたんだ。


 運命、じゃないかなぁ?」


運命.....。





「運命を、信じてみて」


瑛は優しい笑顔で。
あたしに言った。





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