王子様の、花嫁探し。



「じゃぁ、次は僕にギュってさせて?」

「うん....」



なんか
自分がやるのは
恥ずかしくないんだけど、

ギュってされると
...緊張しちゃうなぁ...。



「栖羽ちゃん小さいね」

「アハハ...」

そです。

...チョット小さいんですよ、
身長。



「かわいっ!」

そう言って、
もっとギュってしてきた。



かっちゃんの心臓の音が聞こえる。


「栖羽ちゃんいい匂いするー...
 栖羽ちゃんの匂い、
 安心する」

あたしの髪に指を通しながら言う。



「そうかなぁ...」

あー!
あたし何乙女キャラになってんだよっ!



「栖羽ちゃんのこと、
 離したくない」

「え?」

かっちゃんはあたしを離して、
肩に手を置いた。


「栖羽ちゃん、
 ハムスターみたい」


笑いながら、
人差し指をあたしの唇にあてる。





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