王子様の、花嫁探し。
軽く頭を振る。
「...僕、緊張してるんだ...
自分でも、
不思議なほど....」
眉を下げ、
あたしを見る。
あたしの方が、
...ドキドキしてるよ。
「...どうして...だろう....」
あたしの唇を、
ゆっくり、
綺麗な指でなぞる。
やばい...
心臓がおかしい...
「栖羽ちゃん...」
かっちゃんの
甘い声に、
しびれそう...
「...僕の名前、呼んで?」
「...え?」
「...僕の、なーまーえーっ」
「...かっちゃん?」
なぜか疑問系になっちゃった。
「栖羽ちゃん....」
「え?」
「...好き」