王子様の、花嫁探し。
「栖羽ちゃんもしかして嫌だ?」
また子犬みたいな顔して...。
「何が?」
「僕に頭触られるの...」
「ううん、嫌じゃないよ」
あたしがそういうと、
「ホント?!よかったー!」
って子供みたいにはしゃいでた。
「栖羽ちゃん好きー」
かっちゃんはそう言って
あたしをギュってした。
た、卵っ!
卵がボールから飛び出そうになった。
「あはは」
まったく....
暢気だなぁ~。
「ただいまー」
男の人の声。
「「お父さんお帰りー」」
うおっ。
この人が琉緒さん&かっちゃんの
お父さんかぁ...。
かっこいい。
大人のかっこいい。
「あ、おじゃましてます」
「あ、珂鉈の彼女?」
「あ、いや....」
「僕の、お友達だよ!」
かっちゃんはあたしを見て
ニコってした。