王子様の、花嫁探し。





「栖羽ちゃん卵混ぜてくれる?」

「はい」


琉緒さんがボールの中に
割った卵を混ぜる。



「手つきなれてるねー」

「あ、そうですか?」

「栖羽ちゃん料理上手なんだよー?」


かっちゃんがテーブルの方で
茶碗の準備をしてる。



「本当?栖羽ちゃんすごーい」

さすが姉と弟。


口調まで似てるよ。




「いえ、全然」

「栖羽ちゃんかわいっ」

かっちゃんはあたしの隣に来て
頭を撫でた。




「珂鉈栖羽ちゃんのこと触りすぎー」

琉緒さんは頬っぺたを膨らませた。



「いーのっ!」

かっちゃんはフンっ言って、
あたしの頭を撫でる。



「ごめんねーウチの弟触り魔でー」

「え?触り魔?」

うけるっ。



「おねぇちゃんひどいよー!
 別にいいーじゃーん!」

こねてるかっちゃんって

最高に可愛い...。









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