王子様の、花嫁探し。
結局、
井之上家の熱意に負け、
かっちゃん家で夕食を食べました。
琉緒さんの料理、
すっごくおいしくて、
ちょっと感激。
♩♪♫~♬♩♪~♬♫♪♩♫~♬
「栖羽ちゃん携帯鳴ってる!」
琉緒さんと話してたら、
かっちゃんの声が聞こえた。
「あ!分かった!」
かっちゃんから電話を受け取り、
携帯を耳に当てる。
『もしもし』
『...。』
『...もしもし?』
『...どこに居るん?」
陸戸だ。
『かっちゃん家だよ』
『早よう帰ってきて』
威張ってるとか、
そんじゃない。
悲しそうな声に、
胸がドキッとした。
『陸戸、どうしたの?』
『..帰ってきて』
もしかして、
具合悪いの?
熱あるとか?
『分かった!待ってて!
今帰るね!』
そう言って電話を切る。