王子様の、花嫁探し。



結局、
井之上家の熱意に負け、
かっちゃん家で夕食を食べました。


琉緒さんの料理、
すっごくおいしくて、
ちょっと感激。



♩♪♫~♬♩♪~♬♫♪♩♫~♬


「栖羽ちゃん携帯鳴ってる!」

琉緒さんと話してたら、
かっちゃんの声が聞こえた。



「あ!分かった!」

かっちゃんから電話を受け取り、
携帯を耳に当てる。



『もしもし』

『...。』

『...もしもし?』

『...どこに居るん?」

陸戸だ。



『かっちゃん家だよ』

『早よう帰ってきて』

威張ってるとか、
そんじゃない。


悲しそうな声に、
胸がドキッとした。



『陸戸、どうしたの?』

『..帰ってきて』

もしかして、
具合悪いの?

熱あるとか?


『分かった!待ってて!
 今帰るね!』

そう言って電話を切る。




< 81 / 465 >

この作品をシェア

pagetop