王子様の、花嫁探し。
「かっちゃん!ゴメン!
あたし、帰るね!」
「え?うん....」
かっちゃんは
寂しそうな目をした。
「栖羽ちゃん帰るのー?!
泊まっててよー!」
「すみません、
ちょっと、急用ができて...。」
「そう...。
それなら仕方ないね。
またいつでも遊びに来てね!」
「はい!あ、
琉緒さんの料理、
すっごくおいしかったです」
「本当?ありがとう」
琉緒さんの好意を断って、
かっちゃんの家を出ようとした。
「栖羽ちゃんっ!」
「かっちゃん」
「送っていくよ」
「大丈夫だよ!」
「....本当?」
不安そうな顔をするかっちゃん。
「本当!大丈夫だよ!」
「ん..、じゃぁ、
家着いたら連絡して?」
「うん!分かった!」
「気をつけてね!」
「うん!ありがとう!
また明日ね!!」
かっちゃんとお別れして、
陸戸のマンションへダッシュした。