王子様の、花嫁探し。
「疲れたー」
そう言ってソファーに寝転がる。
「ホンマや」
陸戸はネクタイを緩め、
机に投げ捨てた。
「今日の数学、分かった?」
「当たり前やろ。この俺様やで」
「じゃぁ教えて」
「チューしたらな」
口元を上げて笑うあいつ。
「しませんっ」
「んー?顔、赤いで?」
陸戸はあたしの傍に来て、
頬っぺたを触る。
「さ、触んなっ」
「ん?」
「触んなっつってんだろ...」
「嫌なん?俺が触んの」
い、嫌ってか...。
あーもーよく分からんないっ!
「嫌じゃないやんか」
陸戸はそう言って
あたしのオデコにちゅってした。
「ちょっ」
「ん?」
な、何でそんなに平気なんだよ馬鹿...
こっちはこんなに緊張してんのに...
....陸戸の馬鹿