恋戦(コイイクサ)
「気になる?」
「何が?」
言葉の意味が分からず、問い返す。
「だから!新堂くん!!」
どうすればそんな事になるのか、私は顔を顰めた。
「はあ?どうして?」
「だって。」
瑠璃は目を三日月のような形にし、含み笑いをする。
「莉寿はいつもそうじゃない。手に入らない、自分の物にならないと分かった時点で、気になり始める」
「それって、私はいつも彼女持ちを好きになるって言ってる様に聞こえるんだけど」
私が睨みつける様に瑠璃を見ると「えっ?そうじゃないの?」と真顔で返された。
確かに瑠璃が言う事に間違いはないが…。
私もしたくてそうしてる訳ではない。
「何が?」
言葉の意味が分からず、問い返す。
「だから!新堂くん!!」
どうすればそんな事になるのか、私は顔を顰めた。
「はあ?どうして?」
「だって。」
瑠璃は目を三日月のような形にし、含み笑いをする。
「莉寿はいつもそうじゃない。手に入らない、自分の物にならないと分かった時点で、気になり始める」
「それって、私はいつも彼女持ちを好きになるって言ってる様に聞こえるんだけど」
私が睨みつける様に瑠璃を見ると「えっ?そうじゃないの?」と真顔で返された。
確かに瑠璃が言う事に間違いはないが…。
私もしたくてそうしてる訳ではない。