メガネ君はヤンキー君





「ゆ、夢…」



額には汗がびっしょり。





なんか…

嫌なもの
思い出しちゃったな。






憂うつな気持ちで
学校に向かった。











「あ、ねえ来たわよ」

「本当だわ」





いつものように
校門をくぐると
ざわざわする。





でも今日は
いつもと何か違った。





男子も何か
話しているし、

気のせいか、
みんなの視線は
あたしに
向いてるような…。







「なんか今日
おかしくねえ??」

「ひそひそしてる」



やっぱり2人も
思ったんだ。







背中に冷たい
汗が流れた。



…嫌な予感がする。







不安を拭いきれないまま
教室へと向かった。




< 158 / 276 >

この作品をシェア

pagetop