100と0,01
瞼にキスしてさようなら


長くて黒い睫毛を付けた君の眼が静かに閉じる時にね

僕に絶望の刃が落ちる

閉じないで、その眼で綴ってよ僕への愛を

その眼で見て欲しい僕からの君への愛を

思いにならない声が叫ぶ

積もりに積もる悔しさと切なさに

いつしか僕はただ泣いている

君は眼を閉じた

その瞬間だけあまりにゆっくり見えて残酷に思えた瞬間

君はもう僕を見ない、愛してるとさえ語らない

ねぇ、瞼にキスしてさようならするから
もう一度だけ愛してると僕に囁いて


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