私の道 ―(実話)―
陸の一番は私じゃない…

陸の未来に私はいない。

ストラップを外した時に
気持ちは切り替わっていたんだ


陸にとって私は…
重荷でしかない



「俺、どーしたらいいかわからないよ…」

がっくりと肩を落とす陸


そんな顔しないでよ…


こんな目にあっても
私は陸の事が好き


これ以上、好きな人が困る顔を見たくない


私のせいで困らせたくない…。



< 193 / 287 >

この作品をシェア

pagetop