甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「っ……いたた」



矢吹先輩は、少し涙目でゆっくりと立ち上がると、まだ尻餅をついているあたしに手を差し伸べる。



「亜佐美ちゃん、大丈夫?」



心配そうに矢吹先輩が言ってくれる。差し伸べてくれる矢吹先輩の手を掴み、ゆっくり立ち上がってから大丈夫!と言うと安堵のため息を漏らした。



「良かった……亜佐美ちゃんが無事で」



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