甘甘王子の秘密〜ｵﾓﾁｬ会社の俺様社長〜ｱｲﾄﾞﾙやﾎｽﾄｲﾏｽ

「ありがとうございます……出来れば、皆さんのもお願いします！」



メンバーは、苦笑い気味にパンツにサインを書いてくれた。これをあの人は穿くのかと思うと、少し憂鬱だ。



せっかくのサインが滲んで見えなくなってしまうかもしれないから。



一通り書きおわったメンバーは、社長室のソファーに腰を下ろした。



あたしは、パンツを見下ろしながら安堵すると、時計を見上げる。



もうこんな時間か……部活後少しで始まるな。



岩谷先輩は、暇な時にでも来てって言ってたけど行った方が良いよね？