甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「あたし分からないです」



「ふ~ん、分からないなら、もう会わない方が良いよ?」



「え?」



「俺みたいになるから……」



蛍さんは、切なそうに呟いた。



「でも、俺には梓みたいな奴が居るから平気だけどな?後渚遠とか」



「リーダーは、業界では有名なんだ。ゲイだって……でも、リーダーの親は金持ちだから噂は広がらない」



梓さんが、前髪をいじりながら呟くように言う。



梓さん髪いじりが、癖なのかな?



「あたし……」



「まぁ、社長さんぐらいの金持ちならなんとかなるかもね?」



蛍さんは、あたしの言葉を遮りながら言うと、前を向いて歩き出した。



「ほら行くんでしょ?かりんとう?だったっけ?買いに」



「……はい!」



あたしと梓さんは、蛍さんの後に沿って小走りに走った。



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