甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「え?そうなんですか」



「良いの?好きなんでしょ?」



「え……あたしがですか?!」



ピタッと足を止めながらあたしは、目を丸くした。二人も足を止めあたしに振り返る。


確かに、昨日までは好きだった。けど、今はどうなんだろう?あたし……



あんな俺様だったなんて知らなかったから。



昔からあたしは甘甘王子が好きで、甘甘な人を見ては、勝手に甘甘王子と呼んでいた。



それで告白されたら、必ず甘甘王子みたいな人が良いですと答えてた。



怖い人よりも断然甘甘な笑顔をあたしに見せてくれる人のが、良いから。



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