鬼の花嫁
あのあと私は亜未子様にお礼を言い
尚太郎を追った。
暗い未来・・・
どういうことだろう。
――――――――――――怖い
川はすでに灯篭流しが始まっており、
いくつもの明かりが川を流れていてとても綺麗で
「おまたせ!!!」
「あ、美鈴ちゃんの分もとっておいたよ!!」
「ありがとう」
「じゃぁ、流そうよ!」
「うん!」
二人で川のほとりへ下りて行き願いを書いた札を入れ
明かりをともし、流した。