俺たちの反抗
「おはよう~」

担任の教師が入ってきた。

ホームルームをはじめる。

いつもと変わらずだった。

俺がいることに、特に何の反応もなしに出席をとる。

そしてホームルームが終わると教師は俺に近づいてきた。

俺の肩をたたき、

「もう自殺なんてバカな真似をするなよ」

そう言って教室から出て行った。

俺は腹立たしかった。

殺意すら抱いた。

あいつは俺を助けようとしなかった。

いじめられる側にも原因があるなどとふざけたことを言ってきた。

どうしようもなくなって、苦しんで自殺をしようとした俺に、自殺なんてバカな真似をするなという神経が分からない。

教師のお前が助けてくれないから自殺しようとしたんだ。

お前のせいでいじめもエスカレートした。

俺は二度と教師など信じない。

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