俺たちの反抗
拡声器を持ち、教室のドアの方に行く。

「クボタ爆竹投げてくれ!」

そう叫んだ。

「お、おう」

クボタは内心マジかよというような不安な顔をしていたが覚悟を決めたのだろう。

爆竹に火をつけ、思い切り、廊下にいる警官たちにぶん投げた。

シュウウウウウウ!!パン!!パン!!パンパン!!

勢いよく爆竹は爆発

「うおっ」

警官たちは驚いて立ち止まる。

「お次、煙玉!」

斉藤が言う。

みんな動かない。

「早く!」

しょうがない俺か。

俺は煙玉に火をつけ投げる。

ものすごい白煙が出る。

見張りを教室に入れ、ドアを閉める。

「うわあああああああああああ」

警官たちはビックリして退散する。
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