俺たちの反抗
母の作ってくれた料理を食べながら俺は悩んでいた。

明日からどうしよう。

どの面下げて学校へ行こう・・・。

学校へ行けば、どうせ担任に注意されるに決まってる。

しかもクドクド嫌がらせ的にだろう。

みんなの前で説教をして、俺を恥ずかしい思いにさせる。

そういう腐った人間だ。

ピピピピピ。

携帯が鳴る。

クボタからのメールだった。

[大丈夫?マジムカツクよな。くやしいと思うよ。何もできないけど俺は味方だからな]

そう書かれていた。

いい友達だ。

俺はいい親、いい友達に恵まれている。

俺が今悩んでいるのは、担任のことだけだ。

そう考えるだけでますます腹がたってくる。

許せない。

俺は学校へ行くのが怖かったし、担任にどういう風な対応をしようか迷っていたが、明日は登校しようと思った。

もう不登校になるのはコリゴリだ。
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