俺たちの反抗
「一緒に学校をぶっ壊さないか?」

斉藤は、はっきりそう言った。

俺は戸惑う。

だが夢があった。

希望があった。

そして斉藤という男から、本当にそれを実現しそうなパワーを感じる。

「できるのか?」

俺は聞いた。

斉藤は少し考え、

「できると思う」

そう答えた。

一緒にやりたい。

一緒にこの斉藤という男と、学校をぶっ壊したい・・・。

俺の心は迷っていた。

どうしよう・・・。
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