PsychoCabala〜第7の男〜
佳代は柳沼学園高等部に通っていた。



しかし、三年の2月に記憶を失い
保健室に運ばれる事件を起こした。



その時の記憶は今でも覚えていない。



部室に行き、



気が付けば
後輩の荒俣リカの付き添いで保健室に寝ていた。



リカの話によれば
よく部室に顔を出していた
村上帯斗と言う後輩に
救われたと言う事だ。



しかし、額から血が出ていた事や
記憶を失っている間の事は何も話してはくれていない。



その頃からか
些細なことに閃きを感じたり
自分でも気付かなかった事が自然にイメージ出来る様になった。



しかし、激しい頭痛が起こる様になったのもこの頃からだった。


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