恋するキモチ
「しつれいしまぁ…す」
みんなが購買にダッシュする合間を縫って、英語教科控え室に顔を出す。
「七瀬、せんせ?」
まだ、授業から戻ってきてないのかな?
誰もいない控え室。
「あら、ごめん」
振り向くと七瀬先生が入ってきた。
「何、ですか…?」
恐る恐る聞く俺。
「はい、これ」
「?」
差し出されたものは、弁当箱の入った袋。
「弁当?」
「そっ、これからお弁当渡すから食べなさい」
相変わらずの上から目線。
キョトンとする俺に
「松坂先生、ほんとに心配してたよ。徹平くんの体のこと。それで、今度の検査あるまでお弁当作ってほしいって頼まれたの。私もコーチとしてあなたの体調管理できていなかったし、反省してる」
小さくなる七瀬先生。
「あ、りがとう、ございます」
そう言って弁当箱を受け取る。
みんなが購買にダッシュする合間を縫って、英語教科控え室に顔を出す。
「七瀬、せんせ?」
まだ、授業から戻ってきてないのかな?
誰もいない控え室。
「あら、ごめん」
振り向くと七瀬先生が入ってきた。
「何、ですか…?」
恐る恐る聞く俺。
「はい、これ」
「?」
差し出されたものは、弁当箱の入った袋。
「弁当?」
「そっ、これからお弁当渡すから食べなさい」
相変わらずの上から目線。
キョトンとする俺に
「松坂先生、ほんとに心配してたよ。徹平くんの体のこと。それで、今度の検査あるまでお弁当作ってほしいって頼まれたの。私もコーチとしてあなたの体調管理できていなかったし、反省してる」
小さくなる七瀬先生。
「あ、りがとう、ございます」
そう言って弁当箱を受け取る。