恋するキモチ
「しつれいしましたぁ」
入ったときとは違う声。

楽しかった。
なんだか七瀬先生のいつもと違う面が見れたような。

あれ?
俺、なんでこんなに笑顔なわけ?

変なの。


明日もまた来ようかな…。

「いたっ」
考え事をしていた俺は自分でつまずき、右足に痛みが走る。





自分の気持ちに
気づいていない俺がいた。
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