恋するキモチ
「早くやって、メシ食いたいー」
徹平の叫び声にわれに返る。

「自分がやらなかったのがいけないんでしょ」
笑顔で返す。

わたし、ぜいたくだよね。こんなことに不安抱いて。

こうして
徹平と一緒にいられることが
誰よりもに幸せなのに


わたししか
わたししか
こんな幸せな時間は
体験してないのに


「全然、わかんねー」
「だからさ、これは…」

今は、幸せだけを考えよう。

わたしの目の前にいる人
それは徹平
わたしの大好きな人
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