恋するキモチ
第二章
7.抱えきれない思い〔明梨side〕
「ただいま」
「ただいま」
徹平と一緒に玄関に入る。
「おかえりなさい。徹平くん、おなか減ったでしょ」
二人の声に気づいて、お母さんが台所から出てきた。
「はい!」
「だめだめ。勉強した後!」
「そんな…殺生な…」
泣きそうな徹平の顔を見て笑う。
こんな幸せ、いつまで続くんだろうか。
幸せが大きくなるほど、わたしの不安も大きくなる。
隣にいる徹平の笑顔。
いつか消えてしまうんだ。
徹平に運命の人が
現れたら…。
ソレハ
ワタシナノカナ
ソウネガッテル
「ただいま」
徹平と一緒に玄関に入る。
「おかえりなさい。徹平くん、おなか減ったでしょ」
二人の声に気づいて、お母さんが台所から出てきた。
「はい!」
「だめだめ。勉強した後!」
「そんな…殺生な…」
泣きそうな徹平の顔を見て笑う。
こんな幸せ、いつまで続くんだろうか。
幸せが大きくなるほど、わたしの不安も大きくなる。
隣にいる徹平の笑顔。
いつか消えてしまうんだ。
徹平に運命の人が
現れたら…。
ソレハ
ワタシナノカナ
ソウネガッテル