恋するキモチ
徹平が恋する時なんて来るんだろうか。


「何?」
「なんでもない」

徹平と目が合って、慌てる。

わたしは教室へ入って行った。


そんなに先のことじゃなかったんだよね。
徹平が恋するのって。


この時のわたしは
全く考えもつかなかった。

きっと
徹平も
考えてなかったよね。
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