聖花学園~花よ咲き誇れ~2
しばらくして、シーツを取り替え終わる頃呉羽先生が行動を起こす。
立ち上がり、わたしの方に近づいてきた。
わたしはかけ布団を丁寧に均(なら)しながら、気付いていないフリをする。
そして、呉羽先生が背後に立ち覆いかぶさろうとしたとき、わたしはスルリと避けた。
ドサッ
わたしが避けたことで、呉羽先生はそのままベッドに突っ伏す。
「呉羽先生、何してるんですか?」
思わず笑い出したくなるのを堪えて、あまりわざとらしくならないように聞いた。
呉羽先生はズレた眼鏡を直しながら起き上がる。