星の海
なんて危険なことを思っていると、
悠真は不思議そうに口を開いた。
「果林、学校は?」
「あー…学校…」
いじめられて不登校で
田舎に逃げて言えない。
困っていると後ろから
むだに明るい声が聞こえてきた。
「いじめられて学校
行ってないんだってさ」
「翼…」
翼は用意ができたのか
カバンを持ってのんびりと
靴をはいていた。
言わないでよ…。
悠真に軽蔑されてそうで
あたしはじっと地面を見つめた。
悠真には…軽蔑されたくないっ。
なぜそう思うのかわからないけど、
あたしはきゅっと目をつぶった。