☆ピュア姫と腹黒王子★
「……ほんとだねぇ」
うん、かっこいい、かっこいい。
「うっわ、超棒読み!ムカツク」
「…あだっ!」
沙希が持ってたペットボトルでスコン!と殴ら…いや、つっこまれる。
「…どっからペットボトル!?」
沙希は四次元ポケットでも持ってるの!?←バカ
「…あぁ…かっこいい…」
叫ぶあたしをシカトさて沙希は下を見つめていた。
流架様…か。
あたしは興味ないなぁ…。
キーンコーン──
「沙希、チャイム鳴ったよ!」
「えー行きたくなーい」
屋上で駄々をこねる沙希。本当、仕方ないわね。
「流架様、同じクラ「やっぱ行く!」」
即答かいっ!
流架様パワーどんだけ!
「…彼氏君、可哀想…」
「桜なんつった?場合によってはシバくよ」
…こ…こっわ〜…;