sakura-君と出逢えて-




とことん、ぶつかれ! か……。


確かにこれはわたしの夢への第一歩。



英語を勉強したいという思いとこの高校への入学をお母さんは快く受け入れてくれた。


でも……海外研修の話をしたときのお母さんの顔は険しかった。


全てを拒絶するかのようにダメだと。


わたしの話も聞き入れてくれないくらい会話は成り立っていなかった。



でもそれは……今だから理由が分かる。



きっと、海外研修という言葉すらお母さんには聞きたくない言葉だったと思う。










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