とある青年の復讐劇
―…歳の頃は17、8ほど。


感情は凍り、その口角が吊り上がるのは、殺し合いを愉しんでいるときだけ、だといった。


小さなダガー一本で殺戮を行い、


15の頃にこの地位に就いた。




彼の名は荊徒紫苑。



廃墟の王者である。
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