硝子の靴 ~夜帝の紅い薔薇~少女A~


「レミコさんとは良くて?…」


「え?」


龍星は立ち止まった。

黙って
日和を見つめる。



日和は、
龍星の方へと視線を向けて、
言葉を続けた。



「私とはできないの?…

私は子ども?…
…私は相手にならないの?釣り合わないの…

龍星さんにとって

…私は何?…」


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