恋へ愛へ嘘へ罪へ闇へ
あなたは、



『好きだ。好きだから言えなかった……』



と、涙を流す。



『俺のそばにいてほしい』



あたしを、



力強く



抱き寄せようとする。



でも、



あたしには



やっぱり、



出来ない。



この現実を



受け入れられない。



どうせなら、



最初から



分かっていれば、



何も



始まらなかったのに。
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