社長と恋



そんな秋元さんは、普通のロングTシャツにジャケットを羽織って緩く履いたジーパンに腰でチェックシャツを巻き付けていて、ラフだけど背の高い秋元さんに似合った服装だった。


いつも思うけど、秋元さんはなんでも似合う。
仕事で着るスーツもパーティーの時のタキシードも部屋着も私服も似合ってしまう。
スタイルがいいからかな?


ぼんやりそんな事を考えていると、横から視線を感じた。


秋元さんの方を見ると、ふ‥と笑った。


「…やっと気付いた。
何ぼんやりしてんだよ。
ねみぃなら寝てもいいぞ。」


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