捨て猫
「メールぅ?」
少し寝坊し急いでいたあたしにはメールを見る暇なんかなく、今日初めて携帯を開いた。
大人たちが意味もわからないのによく使う『イマドキの女子高生』らしく、ミニーちゃんのラインストーンシールでデコられた携帯。
その裏と画面の横には、昨日先輩と撮ったプリクラが貼り付けてある。
それを見て思わずにやついてしまうあたし。
「あ」
≪隼人先輩♥≫という文字が並ぶ受信BOXの1番上には、[未読]と表示された桃子からのメールが待っていた。
‹えっ!それマジ!?
今時間ないけど学校着いたら詳しく聞くから覚悟しとけ!!!›
全然気付かなかった…。
少し寝坊し急いでいたあたしにはメールを見る暇なんかなく、今日初めて携帯を開いた。
大人たちが意味もわからないのによく使う『イマドキの女子高生』らしく、ミニーちゃんのラインストーンシールでデコられた携帯。
その裏と画面の横には、昨日先輩と撮ったプリクラが貼り付けてある。
それを見て思わずにやついてしまうあたし。
「あ」
≪隼人先輩♥≫という文字が並ぶ受信BOXの1番上には、[未読]と表示された桃子からのメールが待っていた。
‹えっ!それマジ!?
今時間ないけど学校着いたら詳しく聞くから覚悟しとけ!!!›
全然気付かなかった…。