スマイル〜最後の一瞬も〜


外に出ると
雲一つない空が、飛び込んできた


「きれいだなぁ…
なんて心から思えないよ…」


たくさんとめどなく
流れる涙のせいで
青空がぼやけて見えた










「先生に会いたいなぁ…」



そう、ぼーと考えていたら
お母さんの声によって戻された


「亜矢音・・・帰ろうか!」



「うん…帰ろう!」
< 11 / 90 >

この作品をシェア

pagetop