Sin
夕食はシンがリクエストしたオムライスと、シンが好きだと言った具だくさんのスープ。
アップルパイと甘いミルク。
ジャックはシンの好物をテーブルに並べ、お祝いしてくれた。
食後、珍しくソファーで飲んでいたジャックにお祝いだからと言って冗談でお酒をねだると、ほんの少し分けてくれた。
シンは嬉しそうにぺろ、と舐め。
良い匂いがしたのに味は苦いと顔をしかめると、笑いながらミルクで薄めてくれた。
「なぁ、ジャック」
ジャックの隣に座り、シンはお酒入りのミルクのカップを見つめながら彼に尋ねた。
「なんで、さ。あの時ジャックは俺の事助けてくれたわけ?」