Sin
「わぁったよ」

「約束出来るか?」

「あんたが約束破らなきゃな」

ジャックはコップに注いだ熱々のミルクに蜂蜜をひとさじ落とした。

「ジャックだ。ジャック・ウェイド」

ジャック、と呟いたシンはぱちりと一度瞬きし。

「普通」

「何が」

「名前が」

「ははっ、やられたな」

自分の反応にいちいち嬉しそうな顔をするジャックを見上げ、シンは首を傾げた。

一体何がおかしいんだ。この男の考えてる事はよく分からない。


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