Sin
次の日、アレクセイは学校を休んだ。体調が悪いと親から連絡が来たという。

次の日も、その次の日もアレクセイは姿を見せず、とうとう一週間が過ぎた。

担任が会いに行ったが寝込んでいるらしく、親から話を聞いたと言う。

「ずる休みじゃねぇの」

「ホワイト君はひ弱だからな」

そんな声が生徒達から聞こえはじめる。ジャックの不安は募る。

もし、虐待だったら。そう考えるといてもたってもいられなかった。

『ジャック……さよなら』

もし、また手遅れになったら……。


週末、お見舞いの品を手にジャックはアレクセイの家に向かった。


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