私の王子様-社長【完】
「泣いてるの~?」
「えっ」
その二人からものすごいお酒の匂いがして
あきらかに酔っていることがわかったのと同時に
私の体を寒気が襲った。
「てか君可愛いねー。俺たちと遊ぼうよ~」
「そうそうー。悲しいことがあったなら俺たちが忘れさせてあげるー」
さっきまで黙っていたもう一人の男が
私の腕をつかんだ。
「ちょっと離してください!!」
「いいじゃんか~」
必死に腕を振りはらおうとするが
力では到底勝てるはずもなく
私はその場でもがくことしかできなかった。