私の王子様-社長【完】
「陽…?」
私を抱きしめたまま陽は何も言わない。
なんか言ってくれないと私不安になっちゃうよ?
ねぇ…
なんか言ってよ…。
「俺いまから会社に行く」
黙っていた陽がようやく口を開く。
私はそれに黙ってうなずいた。
「でもこのままじゃお前を置いていけない」
その言葉を聞いて私は困ってしまった。
それを聞いて私はどうすればいい?
私が笑えば陽は仕事に行ける?
私は結論が出ず黙ったままだった。