1/2 〜危険なベターハーフ〜


「もう金輪際、近付かない。
…いいな?」

確実に頷いたのを確認して、
ネクタイの入った包みを
千早に返した。



「気持ちはちゃんと、受け止めたから。ただ、それは彼女のために受け取れない」



彼女のために、誰かが選んだネクタイを、締めて出掛ける訳にはいかない。

そんな悲しい気持ちを
ちぃにさせたくない。



俺のわがままだけど。



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