1/2 〜危険なベターハーフ〜


それに、

紘ちゃんが酷く、
酔い潰れたことがある。

チャイムをうるさいくらい鳴らして、あたしを夜中に起こしてきた。



「紘ちゃん?」

扉の向こうにいたのは、
あたしの知らない
紘ちゃんの姿だった。



「…水…くれ…」

足の力が入っていない。

耳まで真っ赤になって、
言葉を呟いてるけど、
何かが聞き取れない。


「どうしたの…?」


お酒は弱くない。

酔い潰れるくらいまで、
飲むようなひとじゃない。



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