1/2 〜危険なベターハーフ〜
手早く明かりを消すと、
ちぃはビクッと身構えた。
慣れてない証拠。
俺がずっと見張ってたから、
誰も触れられるはずがないんだ。
ちぃに触れられるのは、俺だけ。
ちぃの震える小さな肩をゆっくり抱き締める。
怖くない、怖くない。
ちぃの髪からはいつか抱き締めて眠った時と同じ、柔らかい匂いがする。
それが鼻をくすぐって、つい髪に顔を埋めた。
「紘ちゃん…」
この甘いソプラノ。
誰も真似できない、
一気に加速させるスイッチ。
耳に頬を寄せると
強ばりながらも首を傾げる。
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