1/2 〜危険なベターハーフ〜
「浅野さん、ちょっとだけ
時間よろしいですか?」
お昼休み後、
紗雪ちゃんがいつになく
真剣な眼差しでお願いに来た。
…来た…!
「何か飲もうか」
「じゃあアイスココアで」
控えめなマニキュアが彩る指先に
アイスココアを手渡すと、
紗雪ちゃんは周りを
さっと見渡した。
「誰かに聴かれたらマズいか?」
休憩所の扉を堅く閉め、
テレビの音量を下げた。
「確証はないんですけど…」
アイスカフェオレを
テーブルに置き、
次の言葉を待った。
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