1/2 〜危険なベターハーフ〜
「どうした?」
うつむき加減の紗雪ちゃんは
なんか珍しい気がした。
「あたし、一緒に薬局に
行きたかったな…」
一番見てきたのは、
自分だと思ってきた。
誰よりも守ってきた。
一番怖かったり、
辛い時に傍にいられる
存在でありたかった。
でも、
薬局に行ったのは
傍にいたはずの自分じゃなくて…
違う女性だった。
「―…あたしじゃ…
頼りなかったのかな…?
桜井さんには適わないけど、
一番見てきた自信が
…あったのに…」
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