1/2 〜危険なベターハーフ〜
「きっと今夜にでも電話
かかってくるから、
安心して待ってたらいい」
俯いた紗雪ちゃんの眼から、
ぽろぽろと涙が落ちていた。
やべえ。
泣かしたか?
鳴かすのは得意だけど。
女の涙はちょっと弱い。
「ほら〜。安心したら、
涙出ちまったのか?」
ハンカチを差し出すと、
一気に涙が噴き出した。
寂しかったんだな。
大人びてる割に、
こういうとこ可愛いよな。
休憩所の鍵を取りあえず
閉めてやった。
涙が見られないように。
泣き顔が見られないように。
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