ヌカ床ヤンキーとセレブ姫と吸血鬼執事の甘々胸キュン課外授業
「どうだ、俺の漬物は!?俺の血と汗と涙と情熱と、農作物とヌカ床の生み出した奇蹟の一品だ!」
「はっ、白米を!白米を頂戴!」
「いいのか・・・後戻りできなくなるぜ?」
「コメをー!」
アルスランが手渡した白米おにぎりを、ミネバは上半身だけを起こした格好で貪るように頬張った。
「激ウマー!」
ミネバは全身を痙攣させながら、アルスランの学ランの袖を掴んだ。
「・・・好き」
いつもの強気な彼女には無い、か細く発せられた愛の言葉に、アルスランは電撃に打たれたように全身をビクリとさせた。
< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop